韓国eSIM:NAVERマップ、カカオトーク、T-moneyのこと
韓国ではGoogleマップだけでは心もとない理由、現地で使われているアプリ、それがどれもデータを必要とすること、そしてT-moneyの使いどころ。
羽田から金浦、成田や関西から仁川、福岡から釜山。韓国は日本から一番気軽に行ける海外のひとつです。行ってみると驚くほど日本と同じように過ごせますが、ひとつだけ違うのが地図。いつもの地図アプリが韓国ではあまり働かず、代わりになるアプリは一日中データを使います。
韓国でGoogleマップが物足りない理由
韓国のGoogleマップは、お店や公共交通のルートは表示しますが、日本で使っているような徒歩や車のナビは十分に動きません。理由は端末ではなく、韓国の地図データを国外に出すことへの長年の規制です。
そこで現地の人も旅行者も、NAVERマップかカカオマップを使います。どちらも徒歩の案内、バスの到着予定、地下鉄の出口、お店の営業時間まで出してくれます。NAVERマップはメニューを日本語に切り替えられるので、最初の一本にはこちらが楽です。
どちらのアプリも、バスの位置や検索結果、お店の写真を常に読み込みます。モバイルデータがずっとつながっている状態でいちばん力を発揮するので、eSIMとの相性がとてもいいアプリです。
韓国の連絡手段はカカオトーク
日本でいうLINEの役割を、韓国ではカカオトークが担っています。レストランやゲストハウス、ツアーの予約確認もカカオトークで届き、現地で知り合った人には電話番号よりカカオのIDを聞かれます。
日本の番号で出発前に登録しておけば、あとはどのデータ回線でも使えます。LINEももちろんそのまま。eSIMのデータで動き、日本のSIMはSMS用にオンのままにしておけます。
データ専用のeSIMでできないのは、韓国の電話番号を持つことです。ショッピングや配達など一部の韓国のサービスは、本人名義の韓国の番号で本人確認をします。そうしたサービスは、使わない前提で旅程を組むのが落ち着いたやり方です。
T-moneyと移動
バスと地下鉄は、チャージ式の交通カードT-moneyで乗ります。コンビニや駅の機械で買えて、チャージは同じ機械やお店で現金でするのが一般的です。WOWPASSのように、交通カードとプリペイドの決済カードを一枚にした旅行者向けのカードもあります。
地図と違って、T-moneyにスマホは必要ありません。乗り降りのタッチは通信なしで動きます。データが必要なのは、どのバスに乗るかを調べるときです。
仁川・金浦に着いたら
前の晩に自宅のWi-FiでeSIMをインストールしておきます。着いたらeSIMの回線をオンにして、モバイルデータ通信に選び、eSIMのデータローミングをオンに。日本の回線のデータローミングはオフのままです。到着ロビーを出る前にNAVERマップでホテルを検索すれば、空港鉄道、リムジンバス、タクシーの選択肢がひとつの画面に並びます。
よくある質問
韓国でGoogleマップは使えますか?
場所の検索と公共交通のルートは使えます。徒歩や車のナビは限られているので、NAVERマップかカカオマップがおすすめです。
カカオトークに韓国の電話番号は必要ですか?
いりません。日本の番号で登録して、eSIMのデータで使えます。
T-moneyにモバイルデータは必要ですか?
いりません。乗り降りのタッチは通信なしで動きます。データが必要なのは地図とルート検索だけです。
韓国eSIMで韓国の電話番号はもらえますか?
いいえ。データ専用なので、韓国の番号で本人確認をするサービスには使えません。